数値操作によるDTP
■数値操作
Quarkでもillustratorでも操作は数値、すなわちmmや級に基づいて行うべきです。センター揃えやオブジェクト同士を揃えたりするといった操作をガイドを使ってマウス操作で行う人を見かけますが、不正確かつ時間の無駄です。また仕上がったデータを修正する際にも同様の手間がかかることになり、大変効率の悪いやり方ですので、数値による操作を徹底してください。もちろんすべての操作を数値で行うというわけではありません、念のため。
●基本単位
単位の基本はmm、級数です。文字や行送りの単位をポイントではなく級・歯とするのは4Q・H=1mmという計算のしやすさにあります。級・歯の使用こそ正しい数値操作の第一歩となるのです。
たとえば、書籍を組んでいる際、
あいうえおあいうえおあいうえおあいうえお
あいうえおあいうえおあいうえおあいうえお
あいうえおあいうえおあいうえおあいうえお
という組みがあったとしましょう。表はフレームスタンプで作られています。上段の「あいうえお」2行が赤字修正により3行になったとします。どのように表を動かせばよいのでしょう。マウス操作でこれを置くと答えた人は改めてください。マウス操作では文字と図のアキがまちまちになりますし、何より空きをそろえようとする際に大変な時間がかかります。行送りを確認(ここでは21Q)し、表を選択、Y座標の数値の後ろに「+5.25」と入力するのが正しい動かし方です。
この他にも数値を利用した操作は様々です。よりスムーズな操作のためには、
@「+5.25」のようにQuark、illustratorなどアプリケーションの入力欄が持つ計算機能を使う
A暗算を練習する、特に13Q=3.25mm、19Q=4.75mmといった計算はスムーズにできるようにする。
B計算機を傍においておく
C行送りや画像の大きさなどを自分で決定してもよい場合は、20Qのように計算しやすい数値に決める
ことが大切です。
●ボックスの大きさ
「級数」の項目で述べたようにボックスの大きさはQ数単位で決めます。配置のXY座標もmm単位で動かすようにしてください。13Qで作ったボックスを1文字分増やすのであればW座標に「+3.25」すればいいわけです
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