グリッド画像
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ベースライングリッドの利用

 

■ベースライングリッドの使用

 Quarkにはベースライングリッドという機能があります。書籍や雑誌など本文の組みがある場合に重要ですが、残念なことに縦組みの場合にはこの機能が用意されていません。
 基本的な機能についてはQuarkの本を読んでください。ここではベースライングリッドを使う際の基本となるボックスの作成、オブジェクト移動の基本について説明します。
 まず、ベースライングリッドを憶えたばかりの人は、ボックスに本文の級数で文字を流し、その1行目に合うように始点と増幅値を設定しがちです。しかし、見出しなどの大きな文字が1行目になった場合、あるいはルビが入った場合に1行目に入り切らず2行目に送られてしまいます。その位置より上に数mm大きいボックスを作るのが基本なのです。
 見出しの前に空き行が入っているスタイルで組んでいる場合、1行目が改行となってしまうケースがあります。この場合、この改行を削除せねばなりませんが、修正で行数が減り、前の頁の下に移動した場合、この改行がないのは不適切となります。しかし、その点について赤字は入っていないのが当然なので、見落としてしまいがちです。この場合、予め見出しの段落には「前段落との間隔」でアキを作っておくのが有効です。1行目に見出しがきた場合には前段落との間隔は無視され、ちゃんと1行目におさまります。数値操作から話がそれましたが、ベースライングリッドに関連する知識ですので理解しておいてください。
 さて次にオブジェクトの移動です。行送りに合わせてY座標にプラスマイナスして移動するという話は前述しました。ベースライングリッドを使用している場合にはさらに応用があります。まずベースライングリッドを表示して、オブジェクトをグリッドに吸着させます。そこから+1mmあるいは+2mmといった具合に試し、適切な位置を確認します。例えば+3mmがちょうど良いとしましょう。以降、オブジェクトはマウスでベースライングリッドに吸着させY座標に「+3」、これで前の行との適正な間隔を保つことができるのです。他の人との共同作業となる場合、この値を他の人にも伝え、統一を図るように留意します。


目次
級数

数値操作とボックスサイズ
ベースライングリッドの使用
ガイドライン
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